2013年05月01日

スケール全集A ナチュラルマイナースケール 自然短音階

Aではマイナースケール、日本語名だと短音階について解説します。

マイナースケールには、

ナチュラルマイナースケール(自然短音階)

ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)

メロディックマイナースケール(旋律的短音階)

の三つがあります。

ここでは元となったナチュラルマイナースケールを取り上げます。

ここでは音名、音程の知識+メジャースケールの知識も必要になりますのでそちらを参照の上お読みください。





ナチュラルマイナースケールのインターバルは、

全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音となってます。
メジャースケールと比較すると

全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音
半音が入ってくる位置が違いますね。

音名にするとこうなります。

Cメジャースケール C ,D ,E, F, G ,A ,B
Cマイナースケール C ,D ,E♭,F, G ,A♭,B♭

図T
Cmsc五線.jpg


Cメジャーと比較すると三番目、六番目、七番目の音が♭していますね。
これが物悲しい響きを生み出します。


◇平行調

さてさて気付いている方もいらっしゃると思いますが、CマイナースケールとE♭メジャースケールの構成音は同じです。

E♭メジャースケール E♭,F, G, A♭,B♭,C, D

Cマイナースケール  C ,D ,E♭,F, G ,A♭,B♭ 

始まりの音が違うだけですね。

このような関係を平行調といいます。

ナチュラルマイナースケールは、メジャースケールの六番目の音から始めたインターバルになっているため

同じ講師音のメジャースケールが常に存在しています。

メジャースケール
全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音

※太字が6番目、そこから数えるとマイナースケールのインターバルになる。

マイナースケール
全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音

※逆にマイナースケールの3番目の音から数えるとメジャースケールのインターバルになる。


構成音が同じと言う事は一つの楽曲でお互いの調を行ったり来たりすることが容易であると言う事を意味している。

実際色々な曲で、平行調の関係にある調に転調するパターンが使われている。

例えば、JazzスタンダードのフライミートゥザムーンはAマイナーの調で始まるがコーラスの終わりには平行調であるCメジャーに解決する。そして次のコーラスにはまたAマイナーに戻る。

平行調の関係は理解しておいた方が良いでしょう。

以下に平行調の関係をリストアップしておきます。

Aマイナー = Cメジャー
B♭マイナー= D♭メジャー
Bマイナー = Dメジャー
Cマイナー = E♭メジャー
C#マイナー = Eメジャー
Dマイナー = Fメジャー
E♭マイナー = G♭メジャー
Eマイナー = Gメジャー
Fマイナー = A♭メジャー


さて実際のギター指板上ではこうなります。

赤丸がルート
=は全音
-は半音

◇Aナチュラルマイナースケール

A=B-C=D=E-F=G=A

Amsc.jpg

◇B♭ナチュラルマイナースケール

B♭=C-D♭=E♭=F-G♭=A♭=B♭

B♭msc.jpg


◇Bナチュラルマイナースケール

B=C#-D=E=F#-G=A=B

Bmsc.jpg


◇Cナチュラルマイナースケール

C=D-E♭=F=G-A♭=B♭=C

Cmsc.jpg


◇C#ナチュラルマイナースケール

C#=D#-E=F#=G#-A=B=C#

C#msc.jpg


◇Dナチュラルマイナースケール

D=E-F=G=A-B♭=C=D

Dmsc.jpg


◇E♭ナチュラルマイナースケール

E♭=F-G♭=A♭=B♭-C♭=D♭=E♭

E♭msc.jpg


◇Eナチュラルマイナースケール

E=F#-G=A=B-C=D=E

Emsc.jpg


◇Fナチュラルマイナースケール

F=G-A=B=C-D=E=F

Fmsc.jpg


◇F#ナチュラルマイナースケール

F#=G#-A=B=C#-D=E=F#

F#msc.jpg


◇Gナチュラルマイナースケール

G=A-B♭=C=D-E♭=F=G

Gmsc.jpg


◇G#ナチュラルマイナースケール

G#=A#-B=C#=D#-E=F#=G#

G#msc.jpg



◇モードとしてのマイナースケール

ナチュラルマイナースケールはモードとしてエオリアという名前を持っている。

エオリアはマイナートライアド、マイナー7thコードなどと結びついており。
それらのコード上でアドリブ演奏する時に使われる。

調とモードの違いは、視点の広さによるものと解釈するのが分かりやすい。

曲全体でみると明るい曲でも、一小節ずつ取り出してみると様々な種類のコードが使われ、部分的に見れば暗かったりもする。全体的に見たものが調(キー)、部分的に見たものがモード。

1つの響きを取り出しそこでどのような和音とスケールが使われているかと言うのがモード

大きく曲の流れ和音の流れを見て判断するのが調といったところだろうか。


C Am Dm G7 C

というコード進行はCメジャーのキーだが、

Amのところだけを見ればマイナーになっている。
こういう部分部分で使われているスケールを見る時にモード名を使います。

そこはエオリアで、とか、そのAmはドリアンでやってみて、とか言います。



最後まで読んでくれてありがとうございます、お疲れ様でした☆

ラベル:スケール 理論
posted by トモ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スケール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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