2012年10月29日

ジャズバッキング入門

指弾きによるジャズギターのバッキング入門です。

今回は「枯葉」を使って4ビートのバッキングの基本を解説いたします。

とても簡単な技術で出来ます。
かつ応用が利くのでジャズやってみたいけど難しそう!って思っている方は是非見てください。



5,6弦の音を覚えることからスタートします。
これだけは外せません。

まだ覚えてない方は覚えてから先に進みましょう。

◇ギターの音
メロUー3.JPG

ここで覚えるのは5,6弦だけで十分です!


◇枯葉 コード進行
カレハ.JPG


ステップ1
5,6弦を使ってベース音だけを四分音符で弾いていきます。

ここでは5,6弦だけを使ってください。

ギターという楽器を捉えやすくするために

5,6弦 ベース音

3,4弦 内声(コードの3rdと7th)

1,2弦 テンションやメロディ

という役割分担をします。こうすることで格段に分かりやすくなるからです。

@ルート音のみ



全て親指で弾きます。
他の指には後で別の役割が与えられますのでルートは親指で弾いてください。

滞りなく弾けるようになってください。
どのポジションを使うかは自由です。始まりのCを5弦3fで始めても良いでしょう。

メトロノームテンポ100位で間違えずに弾けたら先に進みましょう。

ステップ2

3,4弦に内声を入れます。
即興の要素が多いジャズというジャンルでは音が厚くなると相手の音を邪魔してしまうので
バッキングはなるべく薄味にします。
そのためコードの5th(五度)を抜いて演奏することが好まれます。

理由は、五度がなくてもあまりコードのカラーに影響しないからです。

♭5、♯5(augオーギュメント)は特徴的な音ですが、学びやすさを優先しここではカットします。
全部五度なしコード!

ステップ@で覚えたルート音に3rdと7thを加えていきます。
3,4弦に入れます。

3rdと7thは、音名ではなくルートからの位置で覚えます。
下の図を見てください。

◇3rdと7th
3rd7th.JPG

3rdと7thはそれぞれ二種類あります。

3rdは、メジャー3rd(3)とマイナー3rd(m3)

7thは、メジャー7th(△7)と ただの7th(7)
ただの7thはメジャー7thと分けるために♭7thと言う事もあるようですが。

さて、Cm7

小文字のmが意味してるのはマイナー3rd

7が意味してるのは7thです。

ルートCにm3と7thを加えると出来上がりです。

解説図
3rd7th解説.JPG


もしC△7なら、
3rdと△7を加えます。

図にはありませんが、C7なら、
3rdと7thです。

では、Cm7-5ならどうでしょうか?
-5とは五度の音が♭してますよ、という意味です。

でもここでは五度抜きでやっているので、押さえはCm7と同じになります。

曲中にAm7-5が出てきますが、

ルートAにm3と7thを加えて-5は知らんぷりです。

こうして出来たお手軽コードで弾くとこうなります。

Aルート+3rd 7th



注)右手の弾き方
ルートは親指
3弦は人差し指
4弦は中指 で弾きます。


ステップ3
このままだとコードを弾きすぎなので、短く切ります。
入れる位置も工夫してみましょう。

B内声を短く



大分感じが出てきました。

他にベースがいる場合は、親指で弾いているルート音を無くします。

ギター一本で伴奏する時はルートを入れます。
さらにベース音を動かせるとより良いですね。

Cウォーキングベース+コード



それはウォーキングベースの項を参考にしてください。

ありがとうございましたるんるん
posted by トモ at 13:13| Comment(4) | TrackBack(0) | 指弾きギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然のコメント失礼いたします。私は、ジャズギターを初めて間もない大学生の者です。こちらのブログにはお世話になっております。

コードについて質問させていただきます。
私は、こちらのサイトで学ばせていただいた方法で、バッキングを行っております。しかし、曲の中で、CやB♭等のセブンスではないコードが出てくることがあります。その時は普通の押さえ方でバッキングを行うのですが、そういったセブンスでないものは、記事のような方法でコードを作ることはできないのでしょうか?


ギター自体が初心者なものですから、おかしな質問でしたら申し訳ございません。お暇な時で結構ですので、私のメールアドレスにお返事いただけたら嬉しいです。突然申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
Posted by 佐藤 at 2013年03月23日 23:16
佐藤さんコメントありがとうございます。

7thが入らないコードの時の押さえ方についてですね。
この方式でやれますが多少指が辛いかも。

単純なコードの方が難しいとはおかしな話ですが、そういうこともあるのです。


とても良い質問なので後日記事をアップします。
少々お待ちください。

またそれとは別にジャズの楽譜の場合Cと書かれていてもCM7を弾く事を期待されていることが多いです。

おかしいですよね(^_^;)
でもそうなんです。

ポピュラーの楽譜ではそんなことはないのですが、

もしジャズがお好きでリアルブックや青いスタンダードハンドブックなどをお使いでしたら、

その中に出てくるCやDやFなどはメジャーセブンスを指している事が殆どです。
Cmなども7thを入れてあげた方がジャズらしいサウンドになります。

ジャズの簡単なバッキング、セブンス以外のコードについて近日アップします。

お楽しみに☆

Posted by 友+ at 2013年03月24日 19:44
こんにちは、初めまして
記事読ませていただきました
ジャズで五度抜きが好まれる理由って、五度の響きが強いから・ないほうがすっきりしたサウンドになるからだと思っていました。
Posted by たか at 2014年03月17日 17:40
たかさんコメントありがとうございます。

五度はルート(一度)の次にニュートラルなサウンドなんです。

響きが強いと感じてらっしゃるのはその通りです。
一度と五度だけのコードをパワーコードと呼ぶくらいパワーがあります。

それを抜いてスッキリさせているという考え、それはそれで全く正しいです。

少し別の観点から、
音の厚さを省いて色彩を豊かにする方向性がジャズにおけるコードのアプローチです。

その時に真っ先に省かれるのが、
音の厚みには影響するけれど色彩に影響しない完全五度になります。

ベースがいるならば一度も省いちゃいます。

そして余った指でテンションを入れたりしてコードに好みの色を加えるんですね。

とても鋭いご指摘ありがとうございました☆




Posted by 友+ at 2014年03月18日 19:07
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